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ブログのきっかけ

<黄色い救急車>


怪談話ではありません。

これ、実はゆきのすんでる地域に伝わる噂です。

「悪いことをする子供は黄色い救急車で某病院(精神病院です!!)に
連れて行かれるよ!」

・・・・・

そんな救急車ありませんて!

最初に聞いたときは愕然としてしまいました。
精神病院ってなまはげレベル?
そして何故きいろ??
(黄色い車っていうバージョンもあるようです)

そんなのある訳ないじゃないですか!
なんじゃそりゃって思いましたよ。


でも、それだけ異端視されてるってことなんです。
そして、子供に対してそういう話をすることで
よけいに偏見が根付いていくんですよね・・・

ゆきはとっても悲しくなりました。

精神病院ってそんなに怖いところなの?


私たち精神科医が働く先は、大きく分けて3つあります。

@診療科が一つ、あるいは2つくらいの私立の病院
 →いわゆる精神病院

A総合病院の精神科

B精神科クリニック

このうち、精神病院、といわれるのは@ですね。

そして、精神科の入院病棟にはさらに2つあるのです。

開放病棟と、閉鎖病棟です。

閉鎖病棟とは何かというと
いわゆる「カギ」のかかった病棟。

精神科で扱う病気の中には、やはり症状がひどくなると
錯乱した状態になったり、
周囲のことが分からなくなったりすることもあります。

「病織がない」
つまり、自分の病気の、治療の必要性に納得できない状態です。

そんなとき、「カギ」のかかる病棟が必要になるんです。

もちろん、本当に病気じゃない人を入院させられても困りますから
その人の意志に反して治療が必要だという判断を下すには
基本的に保護者の同意が必要ですし
更に、法律で定められた資格が必要となります。

これは精神保健指定医といいます。
一定期間の経験を積んだ精神科医師が
いくつものレポート審査などを経て認定されています。


「黄色い救急車」は
きっとこの「カギ」のかかる病棟のある病院に対しての言葉ですよね。

たとえば、鉄格子のある窓から
大声が聞こえてきたり、歌が聞こえてきたり・・・

確かに得体が知れないです。

ゆきが高校生の時
とある精神病院の裏に住んでたことがありますが
鉄格子がはまった窓から
「助けて〜〜」という声が!
そしてうちの高校の校歌が聞こえてきたんです!


正直、そのときは怖かったです。
分からないから。
自分の頭で理解できない範疇のものだったからです。

「理解できないもの」
それはいわゆる精神病の大きな特徴でもあります。


それは、でも病気のなせる一過性のもので
そしてほとんどの方がきちんと治療を受ければよくなるものです。

詳しい病気についてのお話は改めてお伝えしたいと思いますが
症状の激しい患者さんは
昔から比べると明らかに減ってきています。
(諸先輩方はみなさんそうおっしゃいます)

もし、興奮された患者さんがいても
今は安心して使えるお薬でだいたい興奮を静めることができますし
みなさん、普通の入院生活を送っておられるんですよ。


そして、救急搬送が必要なときはもちろん!
119番してくださいね!

はじめに

当ブログを立ち上げるきっかけなど・・・

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